5日から販売が始まった「ふっこう周遊パス」をPRする西脇知事(左から2人目)と丹後の交通機関3社の代表=京都市上京区・府庁

5日から販売が始まった「ふっこう周遊パス」をPRする西脇知事(左から2人目)と丹後の交通機関3社の代表=京都市上京区・府庁

 京都府と丹後の公共交通機関3社が5日、西日本豪雨被災地の観光復興策として「海の京都 ふっこう周遊パス」の販売を始めた。各社の列車や路線バスが乗り放題になるパスポートで、丹後エリアへの誘客につなげる。

 対象となるのは、府北部を中心に運行している京都丹後鉄道の普通、快速と特急自由席、丹後海陸交通(与謝野町)と京都交通(大阪市淀川区)の路線バス。

 周遊パスがあれば天橋立傘松観光券と伊根湾めぐり遊覧船券も割り引き価格で購入できる。1日周遊券2200円と2日周遊券3千円。いずれも1700円相当の割り引きになるという。小学生は半額。

 丹鉄有人駅や天橋立観光船乗り場(宮津市)、京都交通福知山駅案内所(福知山市)などで計6千枚販売する。利用期間は来年3月末まで。

 5日、京都市上京区の府庁で西脇隆俊知事と3社がそろって記者会見し、府北部の観光客が被災の影響で減っている現状を説明した。その上で、周遊パスとともに、西日本豪雨被災府県で2連泊すれば1泊4千円の割り引きとなる国の「ふっこう周遊割」制度(11月末まで)の活用も呼び掛けた。

 周遊パスは、丹鉄の宮津駅などで販売している丹鉄珈琲の無料券付き。丹鉄を運行するウィラートレインズ(宮津市)の寒竹聖一社長は「くつろぎながら、丹後エリアの魅力を自由に満喫してほしい」とアピールした。