植民地時代に亡くなった朝鮮人の慰霊塔である「日韓友好平和之塔」(南山城村童仙房・高麗寺)

植民地時代に亡くなった朝鮮人の慰霊塔である「日韓友好平和之塔」(南山城村童仙房・高麗寺)

 植民地時代に日本で亡くなった朝鮮人を弔い、日韓朝の友好を祈願する「第36回慰霊大祭・世界平和祈願大祭」が、20日午前9時半から京都府南山城村童仙房の高麗寺(こうらいじ)平和公園前広場で開かれる。1984年から続く恒例行事だが、日韓関係が悪化している状況を踏まえ、関係者は「こうした時だからこそ、一生懸命やらせていただきたい」との思いを込める。


 高麗寺は韓国仏教の宗派曹溪宗(そうけいしゅう)の日本寺院で、植民地時代に亡くなった朝鮮人を慰霊するため、78年に本堂である法堂が建立された。慰霊大祭は同寺とNPO法人ニッポンコリア友好平和協議会が毎年営んでいる。
 午前9時半から合祀(ごうし)墓の開眼式を行い、正午からの慰霊祭では韓国と日本の僧侶が読経する。午後2時からは、韓国の芸術団や日本のグループが伝統民謡や踊り、オカリナ演奏を披露する。入場無料で、誰でも参加できる。
 日韓関係が冷え込む昨今だが、同寺の代表役員、崔炳潤(サイヘイジュン)さん(78)は「これまでもずっと日韓の未来志向的交流を祈願してきた。今回も日韓の友好を誓う場にしたい」と力を込める。ニッポンコリア友好平和協議会0743(93)3506。