12月から福知山市で行う催しの成功を誓う主催者ら(東京都千代田区)

12月から福知山市で行う催しの成功を誓う主催者ら(東京都千代田区)

 「明智光秀のまち・福知山」を全国にPRしようと、地方自治体のマーケティングや催しの企画を手がける企業クロスボーダー(東京都)や京都府福知山市などは12月から、同市内でIoT(モノのインターネット)を駆使した「非接触自動スタンプラリー」を実施する。国内初の取り組みといい、同社などは26日、都内で概要を説明した。

 同社によると、光秀が主人公のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の影響もあり、昨年後半から福知山城の訪問客が増加した。福知山市は、観光客に城以外のさまざまな場所にも足を運んでもらおうと、同社などと連携。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて観光庁が主導する「新しいツーリズム」の一環として実証事業に採択され、実施にこぎ着けた。

 催し期間は12月1日~来年1月31日。発着点となるJR福知山駅前の福知山観光案内所で貸し出されるカードストラップを身につけて市内を巡り、46カ所にある発信機に近づくとポイントが記録される。同案内所からの距離などに応じて1~5ポイントが設定されており、10ポイント以上になると記念品がもらえる。1日最大150人が参加できる。

 LINE(ライン)を使って市内のスイーツ店を巡りながら謎解きするゲームも行う。12月19日から光秀ゆかりの地を巡るゲームも追加する。会見では、大橋一夫市長がビデオレターで「光秀が築いた城下町を存分に楽しんでほしい」と呼び掛けた。