京都府庁

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 全国的な新型コロナウイルスの感染拡大を受け、京都府の西脇隆俊知事は27日の会見で、府民に対し、大阪市など感染拡大地域との飲食を目的とした往来を極力控えるよう要請した。期間は同日から約3週間。また府内の飲食店に時短営業などを求める段階について、政府の分科会が示す4段階の基準のうち、上から2番目の「ステージ3(感染急増)」に相当することが目安との認識を明らかにした。

 府内の10月22日~11月25日の新規感染者計607人のうち、大阪府の感染者との接触者は36人だった。11月11日までの2週間と25日までの2週間を比較したところ、11人から21人に倍増している。

 西脇知事は往来自粛を求める感染拡大地域に大阪市のほか、名古屋市や札幌市、東京23区を挙げた。近隣では兵庫県も感染者が急増しているが、現時点では往来自粛は求めない。

 飲食店への時短営業要請を巡っては「ステージ3を基本的な目安として考えるが、達すれば自動的に措置するのではない」とした。西脇知事はステージを判断する指標のうち、病床使用率を重視する考えを示している。ステージ3に相当するのは「25%以上」で、府内は26日現在で20・9%になっている。

 飲食業界支援策「Go To イート」の食事券は予定通り12月12~14日に抽選を受け付け、21日以降に販売するとした。その上で西脇知事は「医療提供体制の逼迫(ひっぱく)などリスクが発生すれば、ちゅうちょすることなく食事券の新規発行停止や(ポイントを含めた)利用自粛をお願いする」としている。