大津地裁

大津地裁

 滋賀県栗東市で5月、金勝小3年の山下諄(しゅん)君=当時(8)=がダンプカーにはねられて死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われた土木作業員の男(42)の初公判が27日、大津地裁(大森直子裁判官)で開かれた。男は起訴内容を認め、「大切な命を8年という短さで奪ってしまい、両親や同級生たちにさみしい思いをさせ、本当に申し訳ありません」と謝罪した。

 起訴状によると、5月20日正午すぎ、栗東市御園でダンプカーを運転中、信号のない交差点を安全確認不十分のまま時速約34~40キロで進行。横断歩道を小走りで渡っていた近くの山下君に衝突し、頭蓋骨骨折に伴う傷害で死亡させた、としている。

 検察側は冒頭陳述で、男が約2年前からトラック運転手として事故現場を何度も通行し、薄く消えかかった横断歩道を歩行者が渡ることを知っていたほか、事故当時、右折待ちのトラックがあり、その後方の横断歩道の状況を確認できないまま進行した、と指摘した。