京都府庁

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 文部科学省が17日に公表した2018年度の児童生徒による問題行動・不登校調査結果で、京都府内の国公私立の小中高校で認知されたいじめ件数は2万4841件と前年度と比べると17件増でほぼ横ばいだった。小中学校での不登校が3千人と303人(11・2%)増え、7年連続で増加した。

 いじめの件数は千人当たり91・7件(前年度は90・7件)で、全国で3番目(同2番目)に多かった。府教委は「嫌な思いをした」といった軽微な事案もすくい上げて対応しているため、件数が例年多くなる傾向にあるという。

 学校別では、小学校が2万885件(前年度比124件減)、中学校が3171件(78件増)、高校が624件(29件増)。けがなどにつながった重大事案は1件あった。いじめ発見のきっかけは74・3%が「アンケートなど学校の取り組み」、11・0%が「本人の訴え」、7・5%が「学級担任が発見」だった。

 小中学校千人当たりの不登校児童生徒数は15・3人(前年度は13・7人)で、全国では31番目の多さだった。内訳は小学校が722人(前年度比78人増)、中学校が2278人(225人増)だった。府教委は「全国傾向と同様に毎年増えており、喫緊の課題だ。学校に登校するだけでなく、フリースクールに通うなど個々の希望に沿った学びの場を提供し、社会的に自立できるよう取り組みたい」としている。

 このほか暴力行為の発生件数は小中高校の合計で2233件(72件増)。千人当たりの件数は8・3件で全国で9番目に多かった。内訳は、小学校980件(34件増)、中学校1044件(5件増)、高校209件(33件増)。内容は生徒間暴力が1450件(34件増)と最も多く、器物損壊も418件と65件増えたのが目立った。