宇治市役所

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 任期満了に伴う京都府宇治市長選が29日告示され、元小学校教諭の長廻千春氏(63)と、前京都府健康福祉部長の松村淳子氏(63)の新人2人がいずれも無所属で立候補を届け出た。山本正市長(73)は今季限りでの退任を表明しており、8年ぶりの新人対決となった。投開票は12月6日。

 府内第2の人口を抱える同市で初の女性市長を決める選挙戦となる。松村候補は自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党、日本維新の会府総支部から、長廻候補は共産党から推薦を受けた。2012、16年の市長選で対決した自民と旧民主・民進系が今回、相乗りで候補者を擁立した結果、政党レベルでは「非共産対共産」の構図となった。

 松村候補は元府幹部の経歴をアピールし、国や府、近隣市町村と連携したまちづくりを前面に「市政の再スタート」を訴えている。

 長廻候補は高校卒業までの医療費無料化や公民館の維持・充実など「暮らしに直結した部分に予算を使う市政への転換」を掲げる。

 同市は近年、都市基盤整備や産業振興の停滞、子育て・若者世代の流出などの課題を抱え、ウィズコロナに対応したまちづくりも問われている。

 28日現在の有権者数(選挙人名簿登録者数)は15万4765人。4年前の前回選挙の同時期より1219人減った。