和束町の代表的な茶畑景観へ観光客を運ぶ電動小型車(手前)と乗用車=京都府和束町釜塚・町観光案内所

和束町の代表的な茶畑景観へ観光客を運ぶ電動小型車(手前)と乗用車=京都府和束町釜塚・町観光案内所

 京都府和束町は、観光客を町内の代表的な茶畑景観へ電動小型車などで案内するサービスを、6日から試験的に始めた。駐車マナーに悩む地元住民にも配慮した取り組みで、11月末までの土日祝日に無料で運行する。

 同町の茶畑景観は、日本遺産「日本茶800年の歴史散歩」の構成文化財で、全国に知られている。観光客から「どこに茶畑があるか分からない」と問い合わせがある一方で、茶畑を見ようと訪れた人が車で狭い農道に入り込むことがあり、地元から対策が求められていたため、町が運送サービスを実施する。

 今回は試験運行で、同町釜塚の町観光案内所を発着点に、町の電動小型車と乗用車(いずれも運転手を含め4人乗り)で、町職員の運転で観光客を運ぶ。

 案内先は、代表的スポットである同町石寺の茶畑と、周辺の道が狭い同町原山の円形茶園の2カ所。円形茶園は、近くに駐車場ができる今月中~下旬から案内を開始する予定。

 町は利用のニーズを確かめた上で、来年以降は有償運行を検討する。