豪快に炮烙を落とす壬生狂言の演者(6日午後1時51分、京都市中京区・壬生寺)

豪快に炮烙を落とす壬生狂言の演者(6日午後1時51分、京都市中京区・壬生寺)

 「壬生さんのカンデンデン」の愛称で親しまれる国の重要無形民俗文化財「壬生狂言」の秋の公演が6日、京都市中京区の壬生寺で始まった。時折強い雨が降る中、素焼きの皿を豪快に割る「炮烙割(ほうらくわり)」などが演じられ、参拝者から拍手と歓声が上がった。

 壬生狂言は、笛や太鼓の音色に合わせ、面を着けた演者が所作だけで演じる無言劇。約700年前に鎌倉時代の円覚上人が仏の教えを広める芸能として始めたと伝わる。

 炮烙割は、太鼓売りと炮烙売りが市場への出店順をめぐって争う様子を描いている。演者がひょうきんな動きで観客の笑いを誘う場面もあり、太鼓売りが高さ約3メートルの舞台に並んだ千枚ほどの皿を勢いよく落とすと、「ガシャン」と激しい音が響き渡った。

 8日までで午後1~6時。有料。