クリス・ペプラーさんを「城主」に見立て、エピソードの応募を呼び掛けている瓦(福知山市内記・福知山城天守閣)

クリス・ペプラーさんを「城主」に見立て、エピソードの応募を呼び掛けている瓦(福知山市内記・福知山城天守閣)

 福知山城天守閣(京都府福知山市)の再建の寄付金集めに大きな役割を果たした「瓦一枚運動」について、福知山市が寄付者らからのエピソードを募集している。来春に開設する城の特設ホームページ(HP)で紹介する。

 築城したとされる戦国武将・明智光秀が主人公のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」で注目が集まる中、再建に向けた物語や城への思いを後世に伝えるために企画した。

 福知山城は明治時代に国から廃城の通達が出て壊されたとされる。1986年の再建時の瓦一枚運動は、商工業者や自治会長らの組織が考案。1口3千円で瓦の裏に寄付者の名前を書く手法で、総工費約8億円のうち約5億円が集まった。8千人以上の個人、200以上の法人が寄付した。

 エピソードは運動に参加した思いや再建された城を見た感想、自身の近況などどのような内容でもよい。字数制限もなく、居住地も問わない。寄付者本人だけでなく、家族や知人からも受け付ける。

 市HPに開設したフォームやファクスなどから応募できる。期間中は市の特別大使で光秀の子孫とされるタレントのクリス・ペプラーさんを「城主」に見立て、応募を呼び掛ける瓦が、天守閣内で展示されている。

 問い合わせは市秘書広報課0773(24)7090。