窓口から助手席の客に対して薬を手渡す平木さん(与謝野町男山・おもてなし薬局男山店)

窓口から助手席の客に対して薬を手渡す平木さん(与謝野町男山・おもてなし薬局男山店)

 京都府与謝野町男山の府立医科大付属北部医療センター近くに、ドライブスルー機能が付いた薬局がオープンした。車を乗り降りする必要が無く他の利用者と接触しないため、新型コロナウイルス対策やプライバシーの保護にもつながるという。

 宮津市鶴賀で薬局を営む平木公隆さん(49)が、車を使って病院へ行く患者さんのストレスを和らげようと、11月1日に2号店としてドライブスルー薬局を開設した。車に乗ったまま窓口で処方箋を渡し、薬を受け取ることができる。ドライブスルーを導入した薬局は府北部で初めてという。

 高齢者や体が不自由な患者の場合、家族が代理で薬を取りに来ることが多く、本人に飲み合わせなどを直接説明するのが難しかったが、一緒に車で来店してもらえば、後部座席の患者と直接コミュニケーションが取れるという。

 薬局の隣に「医食同源」をテーマに、健康を意識したメニューが並ぶ食堂も開いた。平木さんは「薬を渡すだけでなく、食を通じても患者の健康をサポートしていきたい」と話していた。