自宅で育てている猫を見つめる影井さん(京都府福知山市)

自宅で育てている猫を見つめる影井さん(京都府福知山市)

 野良猫などを保護し、譲渡先を探す活動をしている京都府福知山市の市民グループ「犬猫里親探しの会 キャッツ☆ワン」が保護した猫を遊ばせる場所を作るため、クラウドファンディング(CF)を通じて支援を募っている。メンバーの自宅を改装する計画で、成猫の引き取り手の増加を目指す。

 同グループは2012年、市内の愛猫家らで設立した。相談や依頼を受けて猫や犬を保護し、譲渡会や会員制交流サイト(SNS)を通じて「里親」を探している。猫はワクチンの接種・避妊去勢手術を受けさせている。活動資金はバザーや募金などで捻出している。

 猫は年間60~70匹を保護し、現在は子猫を約20匹、成猫を約10匹、メンバーの自宅で世話している。子猫の大半は里親が見つかるが、かむ危険があったり人になれていなかったりする成猫は見つかりにくいという。

 そこで、同市梅谷の古民家に移り住んだ同グループ代表の影井悦子さん(47)の自宅2階を改装して、猫が遊べる場所を作ることを企画した。床や壁を整備し、里親希望者に猫の姿を見てもらえるようにすることで、人なれをしてかむ危険性が少なくなり、引き取り手が見つかりやすくなると期待している。

 支援はCFサイト「キャンプファイヤー」で10日まで受け付けている。目標額は250万円。庭に整備するドッグランの費用も含む。千円から10万円までの支援に対し、オリジナルTシャツやメンバー手作りのアクリルタワシ、ポーチなどを贈る。

 影井さんは「新型コロナウイルスの影響で譲渡会などの活動が思うようにできず、保護する猫が増えている。多くの動物たちが幸せに暮らすため協力をお願いしたい」と話す。