テニスコートに組み立てられた木製の巨大迷路(綾部市睦寄町)

テニスコートに組み立てられた木製の巨大迷路(綾部市睦寄町)

 あやべ温泉(京都府綾部市睦寄町)が管理するテニスコートに木製の巨大迷路が組み立てられた。使用者が激減したコートを有効活用し、本格的なアスレチックで子ども連れの家族の来訪増加を見込んでいる。来春にオープンする。

 迷路は1600平方メートルのコート内に設置。高さ180センチの間仕切りで道を作った。4ブロックからなり、隠し扉や上り下りのある場所もある。途中で迷った人のために、脱出口も作るという。

 木材加工業の木栄(兵庫県丹波市)が開発した、避難所用の木製間仕切りを活用。府内産のスギを加工・防腐処理し、板同士をはめ込んで組み立てた。11月に市民ボランティアを募って組み立て、9割が完成した。

 テニスコートは30年以上が経過し、利用客が減って、表面も荒れ放題になっていた。温泉施設も新規客層の開拓を目指す中で、親子層を取り込める遊びにたどり着いた。今年10月には二王公園グラウンドゴルフ場の一部でキャンプ利用を可能にし、レジャー路線に力を入れる。

 管理する第三セクター・緑土の永井晃代表取締役は「キャンプ場と一緒に、幅広い年代が使える施設にしていく」と話した。オープンは来年3月末を予定。利用料は今後検討する。