榎本部長(左)に署名の束を渡す菅生共同世話人=南丹市園部町・園部保健福祉センター

榎本部長(左)に署名の束を渡す菅生共同世話人=南丹市園部町・園部保健福祉センター

 京都府南丹市美山町の住民有志は、2021年4月に市直営となる同町の美山診療所の機能維持を求める署名1360筆を市に提出した。11月に出した分と合わせ、同町民の6割が、機能を縮小する市の方針に反対していることになるという。


 市は、介護老人保健施設(老健)は運営しない考え。当初は休止する予定だった入院病床は、医師や住民の反発を受け、当面は維持する方針に転じた。

 「美山の医療を守る会」の菅生健共同世話人(79)が1日に園部保健福祉センターで榎本尚福祉保健部長に署名の束を渡し、入院病床や老健の存続を求めた。市議会12月定例会に市が提案した直営診療所の運営態勢に関する条例案の見直しを求めたり、説明不足を指摘したりする声もあった。榎本部長は「しかるべき時期に説明したい」とした。

 美山町内からの署名は計約2200筆になった。条例案については、9日の市議会厚生常任委員会で議論される。