「寿会」前夜祭でテンポの良い舞台を披露する芸舞妓(7日午後4時46分、京都市上京区・上七軒歌舞練場)

「寿会」前夜祭でテンポの良い舞台を披露する芸舞妓(7日午後4時46分、京都市上京区・上七軒歌舞練場)

 上七軒歌舞会の秋公演「寿会」の前夜祭が7日、京都市上京区の上七軒歌舞練場で催された。招待客約700人を前に、芸舞妓27人があでやかな舞や軽妙な舞踊劇を披露した。

 寿会は芸舞妓が日ごろの修練の成果を発表する公演で69回目。京の情緒を表現する長唄「舞妓」や、平安朝の装束で舞う長唄「松竹梅」など4演目を上演する。

 上七軒で受け継がれる「俗曲十二段返し」は、仮名手本忠臣蔵の見せ場を踊りでつづる。主君の敵討ちに向け、本心を悟られないよう遊びにうつつを抜かしたり、義士が討ち入りを果たしたりする場面を次々に繰り広げた。常磐津「地蔵の道行」は地蔵と天井絵の天女の恋物語で、軽妙なせりふ回しやしぐさが客席の笑いを誘った。

 8~13日の午後4時開演。8日のみ午後1時との2回公演。8千円。上七軒歌舞会075(461)0148。