激しく燃え上がるたいまつを担ぎ、街中を練り歩く男衆たち(7日午後8時13分、京都市伏見区)

激しく燃え上がるたいまつを担ぎ、街中を練り歩く男衆たち(7日午後8時13分、京都市伏見区)

 ヨシを束ねた巨大なたいまつを担いで街中を練り歩く三栖神社(京都市伏見区)の祭礼「炬火(たいまつ)祭」が7日夜、同区中書島地域一帯で営まれた。一時途絶えていたが、今年で復活から30年の節目を迎えた。炎が夜空を赤く染め、大勢の見物客を魅了した。

 炬火祭は、壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)が三栖村を通った際、地元の住民がかがり火をたいて闇夜を照らしたという伝記が由来とされる。昭和の半ばに途絶えたが、地元の青年たちが中心となって1989年によみがえらせた。

 午後8時、三栖会館前で直径120センチ、長さ5メートルの大たいまつに点火。約30人の男衆が「サア、ヨイ、ヨイ、ヨイ」と威勢の良い掛け声を上げながら竹田街道を北上した。激しく燃え上がったたいまつが回転すると、沿道からは大きな歓声が上がっていた。