大津地裁

大津地裁

 滋賀県立玉川高(草津市)で2017年、当時1年生だった男性(19)=大津市=が同級生らからいじめを受けて不登校になり退学した問題で、精神的苦痛を受けたなどとして男性が県に500万円、元同級生の男性1人に100万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が3日、大津地裁(堀部亮一裁判長)で開かれた。県と元同級生側は請求棄却を求めた。

 訴状などによると、男性は17年5月ごろから、かばんや自転車にいたずらをされたり、空手道部の練習中に左足を踏みつけられてけがを負ったりし、同年6月下旬から不登校になり、11月に退学した。母親が被害を申告したが、学校側はいじめ防止対策推進法などに反してすぐ調査をせず、不登校の状況を把握しながら必要な対策を講じなかった、としている。