冬に備えて行われたソテツのこも巻き。周囲に咲き誇るコスモスとの共演も楽しめる(京都市左京区・府立植物園)

冬に備えて行われたソテツのこも巻き。周囲に咲き誇るコスモスとの共演も楽しめる(京都市左京区・府立植物園)

 京都市左京区の府立植物園で、寒さが苦手なソテツのこも巻きが行われた。職員が手際よくわら製のこもを巻き付け、冬将軍の到来に備えた。

 ソテツは熱帯から亜熱帯にかけて分布。寒さで葉が枯れる恐れもあるため、同園では毎年この時期にこも巻きをしている。

 植物園会館前に植わる11株が対象で、最も高いソテツは約4メートル。職員たちは、横へ広がる葉を切り落とし、残る葉を上部に縛り上げたソテツに、府内産のわらで編まれたこも一枚一枚を根元から等間隔に重ねながら巻き付けた。こもの重みで倒れないよう最後にソテツ同士も縄で固定したほか、こもの合わせ目を裏側に配するなど見栄えにもこだわった。

 最近は穏やかな日が続き、ソテツを囲むように咲き誇る色とりどりのコスモスもしばらく楽しめるという。同園は「秋と冬の季節の共演を楽しんでもらえたら」としている。こも巻きは3月ごろまでの予定。