【資料写真】江若交通の路線バス

【資料写真】江若交通の路線バス

 江若交通(大津市)は、大津市と滋賀県高島市の路線バスの運賃を値上げする。運賃改定は消費増税による運賃改定を除けば23年ぶりで、10~50円の値上げとなる。近畿運輸局に認可されれば来年4月1日から実施する。

 値上げするのは、浜大津線や日吉台線、東・西地区ローズタウン線、龍華線、仰木の里線、堅田葛川線、和迩栗原線、びわ湖バレイ線、朽木線。180~540円区間は30円、560~980円区間は20円、990円区間は10円、1000~1200円区間は50円それぞれ値上げする。高島市から運行を委託されているコミュニティーバス、琵琶湖大橋線の堅田駅―守山駅区間は据え置く。運賃改定に伴い、定期券も値上げする。

 同社によると、輸送人員は2017年度243万人だったが、20年度は新型コロナウイルスの影響を加味すると162万人に減少する見込み。赤字額も2億700万円から、3億1千万円に悪化する見通し。「少子高齢化の進展で乗客が減る一方、乗務員不足に伴う人件費の上昇、ICカードシステムの維持更新コストが増加している。公共交通機関としての使命を果たすため、運賃改定に理解いただきたい」としている。