京都府漁業協同組合舞鶴支所の漁師有志らが営む「舞鶴湾かき小屋 美味星」(舞鶴市下安久)が5日から、今季の冬季営業を始めた。地元漁師たちが素潜りで捕った濃厚な天然マガキの蒸し焼きなどが楽しめる。
美味星は、2014年から毎年、夏と冬に期間限定で営業。冬季には例年、市内や京阪神から4千~5千人が来店するという。
今年は新型コロナ感染拡大防止のため、店内の定員を減らし、屋外にテントを設営した。同店の北村俊雄さん(57)は「今年も良いカキが捕れている。コロナ対策もしっかりしているので、安心して食べに来てもらいたい」と呼び掛ける。
3月末までの土、日、祝日の営業。1日3~5回、各70分の入れ替え制で、要予約。マガキの蒸し焼きは、1人前(10個)2千円。サザエやアワビなどの蒸し物や、カキフライもある。問い合わせは同店080(6166)1158。