守山銀座商店街に復活したクリスマスツリー(守山市勝部1丁目・あまが池プラザ親水緑地)

守山銀座商店街に復活したクリスマスツリー(守山市勝部1丁目・あまが池プラザ親水緑地)

 滋賀県守山市の守山銀座商店街でかつて飾られていた巨大なクリスマスツリーが、商店街の一角に復活した。クリスマスの風物詩として地元で親しまれていた存在。道行く人たちは懐かしさを感じながら幻想的な光に見入っている。

 ツリーは1988年に登場した。京都・大原のスギの大木を切り出し、商店主らが自ら装飾も行った。毎年のクリスマスセールに合わせて設置されていたが、予算の確保などに苦労し、徐々に規模が縮小。2011年を最後に姿を消した。

 そんな中、新型コロナウイルスに対応した政府の「Go To キャンペーン」の商店街支援に今秋採択され、地元出身で事業企画委員を務める堀井美津江さん(49)らが中心となり「昔のように商店街を訪れる人に喜んでもらいたい」とツリー復活を決めた。「店主たちに話を持ち掛けると快く賛同してくれた。多くの人が一肌脱いでくれ、飾り付けなど準備を手伝ってくれた」と感謝する。

 あまが池プラザ親水緑地(勝部1丁目)に設置された今回のツリーは約5メートルで、市内産モミの木を使用。約4千個のLED電球で彩られ、午後5時半~11時に点灯する。近くに住む吉川緑さん(36)は「にぎやかだったイメージがよみがえる。コロナ禍で明るくライトアップされると心も温まる」と喜ぶ。

 商店街振興組合の北田照夫理事長(72)は「子どもらが喜んでくれる顔を見られてうれしかった。来年以降も続けていきたい」と話す。