滋賀県内で初めて確認されたヒメヨコバイ類の一種(滋賀県病害虫防除所提供)

滋賀県内で初めて確認されたヒメヨコバイ類の一種(滋賀県病害虫防除所提供)

 滋賀県はこのほど、ウメやモモなどのバラ科果樹に被害を与えるヒメヨコバイ類の一種を県内で初めて確認したと発表した。農家らに注意を呼び掛けている。

 県病害虫防除所によると、成虫は体長3~3・5ミリ、黄緑色で頭頂部に黒点が一つあるのが特徴。幼虫も含めて葉の汁を吸い、その痕が白く残って葉の表面が白化するという。

 11月10日に大津市内の民家から通報があり、敷地内のモッコウバラの葉に複数の成虫がいるのが見つかった。国内では沖縄県が本来の分布域だが、昨年秋に和歌山県で確認され、今秋になって徳島や京都、大阪などの府県に広がっている。適用できる農薬はなく、同防除所は、発見した場合は葉ごと速やかに除去し、県に通報するよう求めている。