滋賀県の三日月大造知事

滋賀県の三日月大造知事

 大阪府が新型コロナウイルス感染拡大に関する独自基準「大阪モデル」の警戒度を、非常事態を示す「赤信号」に引き上げたことを受け、滋賀県の三日月大造知事は4日、県民に向け「大阪府をはじめ感染拡大地域に出掛けての会食、接待を伴う飲食は控えてほしい」と呼び掛けた。仕事や買い物などでの往来は自粛を求めないとした。

 県庁で臨時の記者会見を開いた三日月知事は、東京23区や札幌市、名古屋市も感染拡大地域に挙げ、「(同地域の)知事などが不要不急の外出自粛を呼び掛けているような地域でリスクの高い行動は控えようという呼び掛けだ」と理解を求めた。期間は当面とし、「状況を見ながら判断する」とした。

 県内の感染状況については「経路不明者の割合が直近1週間で30%を超え(3日時点)、以前より注意しないといけない状況」との認識を示した。ただ、政府の「Go To キャンペーン」での県内発着の旅行や飲食については、引き続き制限しないとした。

 医療態勢が逼迫(ひっぱく)している大阪府の求めに応じ、滋賀から看護師を派遣すると表明。「県内の医療機関の協力を得ながら、少しでも早く現地の希望に沿う形で派遣したい」と述べた。