みずゑ会の大ざらえで「宮川小唄」を舞う芸妓(9日午後2時24分、京都市東山区・宮川町歌舞練場)

みずゑ会の大ざらえで「宮川小唄」を舞う芸妓(9日午後2時24分、京都市東山区・宮川町歌舞練場)

 京都の花街、宮川町の秋公演「みずゑ会」の稽古総仕上げ「大ざらえ」が9日、京都市東山区の宮川町歌舞練場であった。芸舞妓たちが本番の衣装を身にまとい、四季情緒を漂わせる小唄「春夏秋冬」などを披露し、所作を確かめた。

 舞妓7人による上方唄「七福神」で幕開けし、若手の芸妓が舞う常磐津「菊の栄」、猫の恋を男女の情愛に重ねる長唄「臥猫(ふしねこ)」へと続く。

 日替わり演目では、雷夫婦のけんかを描く清元「流星」と、仮名手本忠臣蔵のイノシシが登場する場面になぞらえた長唄「五段目角兵衛(かくべえ)獅子」で、それぞれに軽妙な踊りを披露。恒例の総踊り「宮川小唄」でにぎやかに終幕を迎える。

 初舞台を踏む舞妓の千賀遥さん(19)、菊弥江さん(19)は「あこがれの舞台に緊張しながら上がっていました。息の合った舞踊をご覧に入れられたら」と話していた。

 芸舞妓48人が出演し、11~14日午後4時に開演。13、14日は午後1時との2回公演。1等席8千円、2等席4千円。宮川町歌舞会075(561)1151。