京都サンガFCのホームゲームの試合前に子どもたちがダンスを披露する「キッズチア」が、活動開始から今年で10周年を迎えた。メンバーも増え、サポーターにもすっかり定着。「お客さんと選手に笑顔と元気を届けたい」と、たけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)で試合を盛り上げている。

 

             

他クラブの取り組みを参考に2009年から始めた。観客席の前で、揃いの紫の衣装を着てポンポンやタオルを振りながら元気よく踊る。選手入場の出迎えなどセレモニーにも出て花を添える。
 幼保育園児の「リトル」、小学1~3年の「キッズ」、4年生以上の「ジュニア」の3クラス。当初30人だったが、現在は約120人に増えた。練習は西京極に加え、4年前から山城総合運動公園(京都府宇治市)でも行う。

サンガのキッズチアを指導するヘッドコーチの柘植さん

                            立命館大のチアリーダー部だった柘植可奈子さん(37)=大阪府箕面市=がヘッドコーチを務める。他のコーチ10人のうち4人はキッズチア卒業生。新曲も毎年増やし、組み体操のように人を持ち上げる「スタンツ」などの難易度も上がっている。
 桂徳小3年の河村心音さん(9)=京都市西京区=は「サポーターに笑顔になってもらえたらうれしい」と気持ちを込める。柘植さんは「一人一人が主役。純粋にチアを楽しんでほしい」と指導しながら、J1昇格に向け「応援が少しでも力になれば」と願っている。