庭園を向けて個性豊かな作品が並べられた「きょうと椅子」展(京都市東山区・建仁寺塔頭両足院)

庭園を向けて個性豊かな作品が並べられた「きょうと椅子」展(京都市東山区・建仁寺塔頭両足院)

 国内の木工作家が手掛けたいすを並べる作品展「きょうと椅子(いす)」が19日から、京都市東山区の建仁寺塔頭・両足院で開かれる。厳かな和の空間に多様な木のいすが置かれ、来場者は実際に座って楽しむことができる。
 京都を中心に、関東や山陰、九州など、全国から個人やグループの作家22組が参加。本堂と書院に計41脚のいすが庭園を向けて配されている。
 背もたれが豊かな曲線を描くモダンなものから、藤を編んだ座面が涼しげな折りたたみいす、昨秋の台風で倒れた木を乾燥させずにくみ上げた作品など、デザインや素材はさまざま。同展の事務局は「禅寺らしい静寂の中で、いすに身をゆだね、その個性を楽しんでほしい」としている。
 21日まで。拝観料(400円)が必要。