宿泊客に亀岡を周遊してもらうため、観光手形とマップを作った並川支配人(京都府亀岡市本梅町・里山の休日 京都・烟河)

宿泊客に亀岡を周遊してもらうため、観光手形とマップを作った並川支配人(京都府亀岡市本梅町・里山の休日 京都・烟河)

 京都府亀岡市にある湯の花温泉の宿泊施設の一つ「里山の休日 京都・烟河(けぶりかわ)」(亀岡市本梅町)が、亀岡の飲食店や体験スポットなどで料金が割り引かれるオリジナルの「観光手形」を製作し、宿泊客に配る取り組みを始めた。

 発案は6月に支配人となった並川雄一郎さん(40)。京阪神から訪れる客に亀岡の魅力を発信するには、地域と連携した仕掛けが必要だと考えた。

 観光手形には明智家家紋のキキョウをあしらい、明智光秀とのゆかりをアピール。電話や公式ホームページで直接宿泊予約した客を対象に、マップとセットで無料配布しており、フロントで200円で購入もできる。亀岡市内を中心に、寺社や市文化資料館、薬膳料理店、吹きガラス体験工房など26施設を掲載し、宿を起点に周遊観光できる。多くの施設で同伴者を含む4人までが受けられる割引特典を用意している。

 新型コロナウイルス禍で現在は利用を宿泊客に限り、人気のランチバイキングや日帰り入浴など一部サービスは3月から休止したままだ。それでも並川支配人は「亀岡への再来訪につながるよう、地域と一緒になって旅の提案ができたら」と力を込める。