会津藩士の殉難者墓地で剣舞を奉納する会津高の生徒たち(京都市左京区・西雲院)

会津藩士の殉難者墓地で剣舞を奉納する会津高の生徒たち(京都市左京区・西雲院)

 幕末の京都で命を落とした会津藩士らをまつる金戒光明寺塔頭・西雲院(京都市左京区)で18日、福島県会津若松市の会津高の生徒が剣舞を奉納した。
 会津藩の白虎隊士を供養する目的で明治時代に創作された剣舞で、同高が旧制会津中の時代から継承している。この日は、同高の剣舞委員のうち、修学旅行で京都を訪れている2年11人が、境内の「会津藩殉難者墓地」で舞った。
 追い詰められた白虎隊士が自刃する様子を委員の大関祐一郎さん(17)が朗々と歌い上げ、白いはちまきをしめた部員が息の合った動きを披露。関西在住の同高OBらが見学に駆けつけ、小雨が降るなか一心に舞う生徒たちを見守った。奉納を終えた大関さんは「白虎隊が自刃する前も雨が降っていたと聞く。今日はより一層気持ちを込められた」と話した