工房内で視聴者に向け織機の説明をする宮﨑社長(与謝野町岩滝・宮眞株式会社)

工房内で視聴者に向け織機の説明をする宮﨑社長(与謝野町岩滝・宮眞株式会社)

 織物業に興味を持つ人を対象にした「オンライン工房訪問」が、京都府与謝野町の工房で開催されている。会議アプリ「Zoom」を用いて、全国から参加する視聴者に作業工程や働き方などを紹介し、織物業の担い手を探す。

 与謝野町が「織物産地体験プログラム事業」として、移住定住事業などを行う「和える」など東京都内の2社に企画運営を依頼。11~12月に町内3カ所の工房をオンラインで見学している。

 11月26日に、服地などを生産する「宮眞株式会社」(同町岩滝)で行われた2回目の工房訪問には最大52人が参加した。宮﨑輝彦社長(46)が、工房内を回りながらちりめんの生地の特徴や使用している織機について説明した。見学後の質疑応答では、織物業の労働条件やコロナ禍でのアパレル業界の現状などについて質問が飛んだ。

 宮﨑さんは「ちりめん業の後継者不足は本当に深刻。オンライン見学を通じて、興味を持つ人が少しでも増えてくれれば」と話していた。

 3回目は12月12日午前10時から。「和える」のFacebookページから申し込む。