パッケージを一新した「102とうふ」を手にする綾部さん(長浜市北ノ郷町・あやべとうふ店)

パッケージを一新した「102とうふ」を手にする綾部さん(長浜市北ノ郷町・あやべとうふ店)

 滋賀県長浜市の豆腐店が、太く大きなゴシック体で「102」と書いたパッケージの豆腐を販売して話題になっている。今年9月下旬に大手企業の商品も参加した「日本パッケージデザイン大賞」でも入選。店主は「パッケージだけでなく、大豆の風味が濃い中身も自慢」とアピールする。

 同市北ノ郷町の「あやべとうふ店」=綾部徹郎さん(51)経営=が今春から販売する「102とうふ」。「102」は「とお、ふ」と読み「豆腐」と語呂を合わせた。

 昨年1月ごろ、地元の東浅井商工会(同市内保町)に経営相談をしたところ市出身のデザイナーを紹介され、ユニークなパッケージが出来上がった。

 綾部さんは宮崎市出身。30歳で衛生陶器大手メーカーを退職後、ユーラシア大陸横断の旅を経て、三重県内の農業観光施設で約5年間、豆腐作りに関わった。旅で出会った妻はるみさん(46)と2010年に現在の店を開いた。

 同市湖北町産大豆を使った濃厚な風味の豆腐や油揚げを手作りし、道の駅「浅井三姉妹の郷」(同市内保町)、「伊吹の里旬彩の森」(米原市伊吹)などでも販売。以前は綾部さんの「綾」の字を使ったパッケージだったが、デザインを変えた途端、「値段の表示なのか」などと興味を示す客が増えたという。綾部さんは「お客さんとの会話が弾み、商品のアピールにつながる」と手応えを話す。

 店では、同デザインのTシャツやエコバッグも販売している。水曜定休。同店0749(74)2445。