今春予定されていた「都をどり」のパンフレットの撮影でポーズを取る舞妓(2月、京都市東山区)

今春予定されていた「都をどり」のパンフレットの撮影でポーズを取る舞妓(2月、京都市東山区)

 京都五花街の一つ・祇園甲部(京都市東山区)は、来春の「都をどり」について、4月1~20日、南座(同区)で開催するとホームページで発表した。京の花街では新型コロナウイルスの影響で今年の春秋の舞踊公演を中止しており、来年の公演開催を明らかにしたのは五花街で初めて。

 感染対策で公演期間を1週間短縮し、政府や劇場側の方針に基づいて定員も抑制する。上演演目は今春予定していた新作を45分程度に再構成する。1日3回(初日のみ2回)公演の間隔も従来より時間を取り、場内の換気や消毒を徹底、お茶席は設けない。チケットは来年1月6日から発売する。

 祇園甲部歌舞会は「祇園町にとって特別な行事。感染状況に注意しながら無事公演が行えるよう対策を徹底する」としている。春に公演を行う宮川町(東山区)、先斗町(中京区)、上七軒(上京区)も開催する方向で検討しており、年明け以降、概要を発表する。