新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 京都府と京都市は8日、新たに63人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同志社大のラグビー部の寮で男子学生13人が感染するクラスター(感染者集団)が発生したほか、家庭内や知人間で感染が広がった。中等症が1人おり、20人の感染経路が不明という。1日の新規感染者数としては、11月17日発表の49人を上回り過去最多となった。

 府や同大学によると、ラグビー部の学生は京田辺市内の寮で生活。1人の感染が6日に判明し、濃厚接触者の寮生20人を検査していた。寮には全員で64人が居住しており、府が他の濃厚接触者の確認を進めている。

 このほかの府の発表分は23人で、家庭内での感染が6人と目立つ。居住地別では、宇治市6人、長岡京市4人、向日市3人、京都市3人、京田辺市1人、亀岡市1人、福知山市1人、宮津市1人、与謝野町1人、兵庫県1人、大阪府1人。

 京都市の発表分は28人。17人が参加していたホームパーティーで小学生から40代の男女5人の感染が判明し、市はクラスターが発生したとみている。大宅中(山科区)の生徒1人の感染も分かり、同中はこの生徒のクラスを9日まで学級閉鎖にする。

 京都市内の観光地で多数の人出が見られた11月21~23日の3連休から潜伏期間とされる2週間が経過したが、府、市の担当者はともに「連休との因果関係は不明」としている。府内の感染者数は2945人となった。