京都市が設置を進めている給水機。レバーを押すとフィルターを通した水道水が出てくる(京都市中京区・市役所)

京都市が設置を進めている給水機。レバーを押すとフィルターを通した水道水が出てくる(京都市中京区・市役所)

 京都市はマイボトルを使う人を増やそうと、公共施設で給水機の設置を進めている。3月から始め、現在は27カ所に広がった。無料で利用でき、市は「マイボトルを使用するきっかけにしてほしい」と市民に活用を呼び掛けている。

 置いている給水機は、市と連携協定を締結しているウォータースタンド社(さいたま市)の製品で、ボトルをレバーに押し当てると、フィルターを通した水道水が注がれる。常温水が出るタイプと冷水も出るタイプの2種類があり、常温水タイプは無償、冷水も出るタイプは月3500円のレンタル料を市が同社に支払って設置している。

 設置した場所は、区役所・支所のほか、地域体育館、図書館など。このうち中京区の市役所分庁舎では市職員を中心に1日平均15リットルの利用があるという。やかんやポットなどへの給水は禁止している。

 昨年度、市内の家庭から出たペットボトルごみは3400トンで、市民1人当たりに換算すると90本になる。市ごみ減量推進課は「民間施設にも給水機の設置を広げ、ペットボトルごみの削減につなげたい」としている。