滋賀県警本部

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 滋賀県愛荘町東出のアパートで昨年10月、無職岡田達也さん=当時(25)=が繰り返し暴行を受けるなどして殺害されたとされる事件で、無職小林久美子容疑者(55)とともに殺人容疑で逮捕されたアルバイト作業員の少年(19)が「暴行は小林容疑者が中心に行っていた」という趣旨の供述をし、殺意などを否認していることが9日、関係者への取材で分かった。

 少年は、小林容疑者と共謀し、昨年5月下旬~同10月25日、小林容疑者のアパートで同居していた岡田さんに十分な食事を与えず、金属棒などで何度も暴行を加えて殺害したとして、今年11月、県警に逮捕された。

 県警は2人の認否を明らかにしていないが、2人が、仕事を辞めて生活費を払えなくなったことなどを理由に岡田さんへの暴力をエスカレートさせたとみて、供述の内容や死亡に至る経緯などを調べている。

 少年は、小林容疑者と共謀し、岐阜県に住む岡田さんの兄(29)を電話で脅して、生活費などを要求したとして、恐喝未遂の疑いで大津家裁に送致されており、大津地検が今後、殺人容疑についての処分を決める見通し。