空気中の氷の結晶が反射して発生する「漁火光柱」(4日午後9時50分、猪田友喜さん撮影)

空気中の氷の結晶が反射して発生する「漁火光柱」(4日午後9時50分、猪田友喜さん撮影)

 空気中の氷の結晶に光が反射し、光の柱のように見える「漁火光柱(いさりびこうちゅう)」が京都府京丹波町の上空で見られた。地元の会社員猪田友喜さん(46)が撮影に成功。冬の夜空に幻想的な光の筋が浮かび上がった。


 漁火光柱は上空にある氷晶が漁船の光に反射して、光の柱のように見える現象。六角柱状などの特徴的な形をした氷晶で、風が弱く雲が高いところにあるなどの条件がそろって発生する。

 京都地方気象台によると、漁火光柱が見られた4日の同町周辺は雲が高く、冬型の気圧配置により日本海側に低い雲があったといい、気温が低く空気が澄んでいたため条件がそろって観測できたのではないかとしている。

 猪田さんは「夜空にぼんやりと明るい光の筋のようなものが見えて不思議だった」と話していた。