本番に向けて練習に励む子どもたち(京都府城陽市寺田・文化パルク城陽)=城陽市民余暇活動センター提供

本番に向けて練習に励む子どもたち(京都府城陽市寺田・文化パルク城陽)=城陽市民余暇活動センター提供

 京都府城陽市内の小中高校生などが、新型コロナウイルス感染拡大で変化した生活について作詞したオリジナル曲「とつぜんコロナ」を作った。12月13日に同市寺田の文化パルク城陽で開かれたイベント「もうひとつの城陽コーラルフェスタ」で披露。歌詞には「マスクをとって おおきなこえで わらいたい」など複雑な気持ちを込めた。

てれびはコロナ、コロナ、まいにちコロナ
「きんきゅうじたいせんげん」なんて わけわからない
がっこうおやすみ、じゅくもおやすみ、ともだちにあえない
がっしょうおやすみ、みんなでうたえず、こごえでうたう
しゅくだいいっぱい、まいにちべんきょう、とうさんテレワーク
しずかにしなくちゃ、かあさんおこるよ、まいにちがまん
(中略)
いまはただ あたまのなかで たのしいことかんがえる
マスクをとって がっこういって みんなであそぶ
マスクをとって がっしょういって みんなでうたう
マスクをとって おおきなこえで わらいたい
マスクをとった ともだちのえがお たしかめたい
でも いまはがまん がまんしなくちゃね
みんな もとどおりのせいかつをしたいから
おじいちゃん おばあちゃんにげんきでいてほしいから
みんなげんきにあうために いまはがまんがまん

 文化パルク城陽では毎年、市内のコーラスグループが出演する「城陽コーラルフェスタ」を開催。年配者が多いため、「若い世代が中心となった発表の場をつくろう」と、文化パルクの指定管理者である城陽市民余暇活動センターが、同イベントを企画した。

 市少年少女合唱団や、城陽高合唱部、公募で選ばれた市内の小学生など計40人が参加。地元住民でつくる男声合唱グループなどの指導の下、9月から練習を重ねてきた。

 冒頭では、市少年少女合唱団が作詞した「とつぜんコロナ」を出演者全員で歌った。歌詞には「マスクをとって おおきなこえで わらいたい」などコロナ禍で変化した生活への複雑な気持ちを込めた。感染防止策として登壇するのは高校生など数人にし、その他は事前に収録した合唱風景を舞台上のスクリーンに映し出した。

 「歌い継ぎたい日本の四季」と題して、「春が来た」や「われは海の子」など定番の約30曲を届けた。最後に「うたがすきさ はてしなく ぶたいに ひびく よろこび」と、歌えるうれしさを盛り込んだオリジナルの曲を届けた。

 一度に舞台に上がるのは最大で5、6人にして、マスク着用で歌った。指揮や司会も小中高校生が務め、同センターは「制限が多い中、子どもが主役になって作り上げてきた。楽しく歌う姿をみてもらえた」とする。