「くらしの道具展」で展示されている各種の道具(京都府向日市寺戸町・市文化資料館)

「くらしの道具展」で展示されている各種の道具(京都府向日市寺戸町・市文化資料館)

 明治時代~昭和30年ごろの生活や農業、商業などに使われた道具を紹介する「くらしの道具展」が、京都府向日市寺戸町の市文化資料館で開かれている。市民ら寄贈の古い道具に来場者らが見入っていた。

 道具展は小学3年生が、授業で地域の昔の暮らしを学ぶのに合わせて実施。同館ボランティアの会メンバーが展示を手掛け、解説も行う。新型コロナウイルス感染防止策で展示数を減らして密にならないようにした。会期中に、乙訓地域18小のうち市内5小の約400人が来場する予定。

 会場には一斗~一合の升や四貫(約15キロ)まで量れる竿秤(さおばかり)と一厘(りん)(0・0375グラム)までの小さな厘秤などの計量道具、鋤(すき)や各種の鍬(くわ)と手回しで風を送ってもみを選別する唐箕(とうみ)と足踏み式脱穀機などの農業道具、初期の電気釜や炊飯ジャーなどの台所道具、真空管ラジオや陶製湯たんぽなどの住まいの道具、古いレコードプレーヤーや羽子板などの楽しむ道具の85点を展示。年配の来場者は懐かしそうに眺め、児童は農機具の実演に興味深げに見入った。20日まで。