青葉真司容疑者

青葉真司容疑者

 昨年7月に京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)が放火され、36人が死亡、33人が重軽傷を負った事件で、青葉真司容疑者(42)=殺人、現住建造物等放火などの疑いで逮捕=の鑑定留置が11日に終了した。京都地検が明らかにした。勾留期限は16日で、地検が精神鑑定の結果をもとに起訴するかどうかが注目される。

 青葉容疑者は、第1スタジオに侵入してガソリンをまいて放火し、建物を全焼させて京アニの社員36人を殺害、33人に重軽傷を負わせたとして5月27日、京都府警に逮捕された。地検は刑事責任能力の有無を調べるため、6月9日から3カ月間の鑑定留置を開始。鑑定医の意見を踏まえ、9月に期間を延長していた。

 捜査関係者によると、青葉容疑者は逮捕後に勾留された大阪拘置所で医師による精神鑑定を受けていた。11日に勾留が再開し、地検は残る6日間で取り調べを行うなどして刑事責任能力について詰めの捜査を進めるとみられる。

 捜査関係者によると、青葉容疑者は逮捕後の調べに対し、京アニの複数作品を挙げて「自分の小説を盗用された。京アニが許せなかった」と供述したという。