スマートフォンを使って撮影する日吉ケ丘高ESSの生徒たち(京都市東山区・泉涌寺)

スマートフォンを使って撮影する日吉ケ丘高ESSの生徒たち(京都市東山区・泉涌寺)

日吉ケ丘高ESSの生徒が作った泉涌寺の紹介動画の一部

日吉ケ丘高ESSの生徒が作った泉涌寺の紹介動画の一部

 日吉ケ丘高(京都市東山区)の英会話クラブ「ESS」の生徒が、学校近くの寺など地元のお薦めスポットを紹介する動画を制作し、写真共有アプリ「インスタグラム」(インスタ)に投稿している。撮影や取材、編集など全ての作業を生徒が担い、海外向けに英語字幕も付け、地域の魅力を世界に伝えている。

 ESSでは昨年から区と協力して区南部地域の魅力を発信するプロジェクトに携わっており、気軽に情報発信できるインスタに着目。これまで東福寺や泉涌寺などの寺のほか、カフェなどを取り上げ、写真と動画計20本を投稿してきた。

 生徒たちは5人ほどの取材班を組み、寺の歴史や由来について担当者から説明を聞きながらスマートフォンで撮影。その後、聞いた内容を英訳し、教師らに添削してもらって映像に割り付ける。

 2年福田快生さん(16)は「とにかくわかりやすく伝えることを意識している」。音楽やクイズ、アニメーションを活用するなどの工夫を凝らし、1本5分前後にまとめている。

 泉涌寺の動画では、歴史や皇室との関係などを分かりやすく解説。庭園の鮮やかな紅葉の様子も織り交ぜた。同寺の書記渡邊恭秀さん(31)は「動画はいいできで、寺としてもありがたい。若い力を応援したい」と感謝する。

 ESS部長の2年中村美柚さん(16)は「ネットで調べるだけでは聞けない話や思いを聞くことができた。多くの人に発信していきたい」と意欲を示す。動画などはESSのアカウント「hiyoshi.ess」から見ることができる。