山村さんが殺害された市営住宅(10月12日午前、京都市下京区)

山村さんが殺害された市営住宅(10月12日午前、京都市下京区)

 京都市下京区の市営住宅で10月、住人のアルバイト山村留美乃さん(24)が刺殺された事件で、殺人の疑いで逮捕された東京都葛飾区、無職戸塚那生(なおき)容疑者(20)が、折りたたみナイフで山村さんの顔面などを複数回突き刺していたことが11日、京都地検への取材で分かった。地検は同日、戸塚容疑者を殺人罪で起訴した。

 起訴状によると、10月6日夜から7日夜までの間に、下京区河原町通塩小路下ルにある市営住宅の山村さんの自室で、山村さんの胸や首、顔面などを折りたたみナイフで複数回突き刺し、殺害したとしている。死因は血液が心臓を圧迫する「心タンポナーデ」だった。

 地検は認否を明らかにしていないが、逮捕時の京都府警の説明によると、戸塚被告は会員制交流サイト(SNS)を通じて山村さんとつながっていたといい、「名前の知らない女性と京都で会ったことはあるが、殺してはいない」と容疑を否認しているという。