お茶屋が立ち並ぶ花見小路通(2020年4月9日夜、京都市東山区・花見小路通四条下ル)

お茶屋が立ち並ぶ花見小路通(2020年4月9日夜、京都市東山区・花見小路通四条下ル)

 京都五花街の一つ・祇園甲部組合(京都市東山区)は11日、芸妓らが新型コロナウイルスに感染したことを受け、全てのお茶屋の休業を決めた。期間は20日まで。年中行事で、芸舞妓が芸事の師匠らに1年のお礼と新年のあいさつに回る13日の「事始め」も取りやめる。

 また、京都伝統伎芸振興財団(おおきに財団)は11日、祇園甲部の芸妓らが出演する、ギオンコーナー(同区)の特別公演を中止すると発表した。公演は11月7日~12月20日の日程で、土日曜に開催していたが「お客さまと出演者の安全確保を最優先すべきと判断した」としている。

 祇園甲部では、10日に芸妓ら4人の感染を確認し、芸舞妓全員のPCR検査を実施。11日には、新たに20代の芸妓1人と10代の舞妓1人の感染が判明した。いずれも症状は軽いという。