本会議を再開した京都府・大山崎町議会。町長野党系の山中一成議員(中央)が議長に就任し、あいさつした=大山崎町役場

本会議を再開した京都府・大山崎町議会。町長野党系の山中一成議員(中央)が議長に就任し、あいさつした=大山崎町役場

 議長の改選を巡り紛糾していた京都府大山崎町議会の12月定例会が14日、開会から18日ぶりに再開した。町長与党系の共産党議長が交代し、町長野党系の議員が新議長に就任した。与党側は副議長や監査委員など6ポストも野党に譲る一方、採決では多数派になる形で折り合った。


 同町会(定数12)は、共産党・日本維新の会など町長与党系と、自民(大山崎クラブ)・公明・無所属の会の野党系がともに6議席で、議長を出すと採決で少数派になる。渋谷進前議長(70)=共産=の任期が慣例の2年を迎えた10月から与野党間で議論が続き、定例会は開会直後からストップしていた。


 正常化に向けた会派間の協議を繰り返した末、同日の定例会では前議長の辞職を認め、指名推薦で山中一成議員(54)=自民(大山崎ク)=を議長に選んだ。


 与党系が採決では多数となるが、議長に加えて副議長や3常任委員会の委員長ポストを野党会派が独占(任期は22年10月まで)。議会運営の主導権は野党が握ることになり、これまで否決や修正が繰り返されてきた町長提出議案が、すんなりと可決に至るかは見通せない。


 議会人事の決定後、前川光町長が19議案をようやく上程し、各常任委員会に付託した。最終日は18日で、一般質問は日程の都合から全議員が取り下げた。