降りしきる雪に映えるかやぶき民家(2020年12月15日午前9時20分、京都府南丹市美山町北・かやぶきの里)

降りしきる雪に映えるかやぶき民家(2020年12月15日午前9時20分、京都府南丹市美山町北・かやぶきの里)

 冬型の気圧配置で強い寒気が流れ込んだ15日、京都府南丹市美山町の中心部で今冬初めて雪が積もった。町内の重要伝統的建造物群保存地区「かやぶきの里」の民家はうっすらと雪化粧し、訪れた人たちは水墨画のような景色に見入っていた。

 気象庁のデータによると、美山町の最低気温は氷点下0・1度(午後9時現在)と今季一番の冷え込みに。早朝からかやぶきの里は一面銀世界になり、かやぶき屋根と雪が素朴なコントラストを見せていた。訪れた観光客は「雪とかやぶきがきれい」と手にしたカメラで撮影していた。

 北村かやぶきの里保存会の中野忠樹会長(67)は「かやぶきの雪景色は魅力的。雪が積もることで屋根が丸みを帯びて、また違うかわいらしさを見せてくれる」と話した。

 15日は京都市で未明に初雪を観測し、府北部のほぼ全域で今冬初めて雪が積もった。積雪は午後9時現在、京丹後市峰山町10センチ、舞鶴市2センチとなっている。

 京都地方気象台は、16日午後6時までの24時間降雪量を、多いところで府北部の山地50センチ、平地30センチ、南丹・京丹波と京都・亀岡の山地50センチ、府南部の平地3~5センチと予想し、17日まで大雪への警戒を呼びかけている。17日にかけ京都市の市街地でも積雪の可能性があるという。