京都市役所

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 京都市南区役所に勤務していた40代の男性職員が、風邪をひいた親族を看病すると上司に虚偽申告し、30回にわたって仕事を休んでいたことが16日、市への取材で分かった。市は9月18日付で男性職員を厳重文書訓戒のけん責処分とした。


 市によると、男性職員は5月1日から7月10日までの間、頻繁に「親族が発熱した」などと申告して休んだ。不審に思った上司が7月13日に男性職員を呼び出して問いただしたところ、虚偽申告を認めたという。


 市は4月、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同居の親族に発熱などの風邪の症状があって職員が看病しなければならない場合、出勤しなくてもよいとの規定を設けた。男性職員はこの制度を悪用した形となる。


 市によると、男性職員は疾患を患っており、市の聞き取りに対し「療養したかった。申告だけで制度を使うことができるので安易に利用してしまった」と話しているという。男性職員は既に依願退職した。