穀田恵二氏

穀田恵二氏

 日本学術会議の組織改編について菅義偉首相が年内に方向性を出すと明言したことを受け、共産党の穀田恵二国対委員長(衆院比例近畿)は16日の会見で「会員候補任命拒否の理由がつまびらかになっておらず論点のすり替えだ」と批判し、来年の通常国会などでも粘り強く任命拒否問題を追及する考えを示した。


 穀田氏はこの日の野党国対委員長連絡会議で問題提起したと明かした。杉田和博官房副長官が「外すべき者」として任命拒否に関与したことを示す新文書が11日に政府から提出されたものの、根幹部分は黒塗りにされており、穀田氏は「都合のいい資料は出しているが都合の悪いものは隠している」と指摘。「学術会議の問題は極めて重要。引き続き追及する」と語った。


 首相は15日に学術会議の在り方を検討する自民党プロジェクトチームの座長と面会し「年内にある程度の方向性は出す」と述べた。