大宮大路を横切り、平安宮直近につながった水路跡。10世紀中ごろには埋められ、遺構上面の礫を敷いた路面になった(京都市上京区)

大宮大路を横切り、平安宮直近につながった水路跡。10世紀中ごろには埋められ、遺構上面の礫を敷いた路面になった(京都市上京区)

 平安京の主要道・大宮大路(現大宮通)で、平安時代の8世紀末から10世紀中ごろまで道路を横切る水路があったことが、民間調査会社が京都市上京区で行っている発掘調査で17日までに分かった。都の大路をさえぎった水路は異例で、側溝よりも幅が広い溜(た)まり場のようになっていた。調査会社は人工運河・堀川と平安宮をつなぎ、水運で物資を直接引き入れる機能も果たしていた可能性があるとみている。

 発掘調査は二条城北側のホテル開発に伴い、12月下旬まで調べている。これまで京都所司代跡の庭池遺構から木製地下水路も見つかっている。現地説明会は予定していない。