大接近する木星(右上の明るい星)と土星(木星のすぐ上)。二つの星の見かけの距離は月の直径とほぼ同じ。月は露出の関係で太く写っている=17日午後6時43分、京都市中京区・京都新聞社から南西を望む

大接近する木星(右上の明るい星)と土星(木星のすぐ上)。二つの星の見かけの距離は月の直径とほぼ同じ。月は露出の関係で太く写っている=17日午後6時43分、京都市中京区・京都新聞社から南西を望む

大接近する木星(右上の明るい星)と土星(木星のすぐ上)。近くに月も見えた=17日午後5時19分、京都市東山区から南西を望む 

大接近する木星(右上の明るい星)と土星(木星のすぐ上)。近くに月も見えた=17日午後5時19分、京都市東山区から南西を望む 

 冬の夜空で、木星と土星が大接近している。約400年ぶりという非常に珍しい天体現象でファンの注目を集めている。17日の京都市内は雲が多かったが、日没後に南西の空低く、接近した明るい二つの惑星と近くの細い月が美しさを競い合うような神秘的な様子が見られた。

 国立天文台(東京)によると、木星と土星は約20年ごとに接近するが、それぞれの軌道には固有の傾きがあり、地球から見たとき、木星と土星が軌道の交点近くで接近するのは珍しく、今回は約0・1度まで近づくという。

 過去に今回と同程度まで近づいたのは地動説で知られるガリレオが存命した1623年7月17日だが、観測記録はなく、太陽と同じ方向だったため見えなかった可能性がある。観測可能な大接近は1563年8月26日以来になるという。日本から見て最も接近するのは21日で、午後5時半~6時半ごろが見頃という。