京都府警下京署

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 京都市下京区の市営住宅で10月、住人のアルバイト山村留美乃(るみの)さん(24)が刺殺された事件で、殺人罪で起訴された無職戸塚那生(なおき)被告(20)=東京都葛飾区=の自宅から、凶器とみられる折りたたみナイフと山村さんのスマートフォンが見つかっていたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、京都府警捜査本部(下京署)は同日までに、窃盗容疑で戸塚被告を追送検した。10月6日から7日までの間、下京区の市営住宅の一室で、山村さんのスマホを盗んだ疑いが持たれている。

 戸塚被告は同時間帯に山村さんの胸や首などを折りたたみナイフで複数回突き刺して殺害したとして、今月11日に起訴された。捜査本部は犯行後にスマホを持ち去ったとみている。

 捜査関係者の説明では、捜査本部が先月21日に戸塚被告を殺人容疑で逮捕し、自宅を家宅捜索した際に折りたたみナイフとスマホを押収したという。

 捜査本部によると、戸塚被告は会員制交流サイト(SNS)で山村さんとやりとりしていた。逮捕時は「名前の知らない女性と京都で会ったことはあるが、殺していない」と容疑を否認していたという。