制作した看板を前に記念撮影する京都芸術大の学生ら(京都市東山区・南座)

制作した看板を前に記念撮影する京都芸術大の学生ら(京都市東山区・南座)

 京都芸術大(京都市左京区)の学生が制作した松竹新喜劇新春公演の看板が完成し、20日に会場となる南座(東山区)の劇場玄関に掲げられた。


 南座玄関に設置される大看板は、横に長い形から「一文字(いちもんじ)看板」と呼ばれる。作り手の職人が減少する中、技術の継承を目的に、2018年から同大学と連携。これまで4公演で、学生の作品が劇場を彩ってきた。


 27人の学生が約2カ月半をかけて制作した看板は縦1.5メートル横10.3メートル。華やかな色づかいに加え、初日の出や松竹梅のイラストをあしらい、新春の雰囲気を表現。看板の設置が終わると、学生らが笑顔で記念撮影した。


 デザインを考案した同大学1年の重森晴賀さん(19)は「親しみやすいモチーフを意識した。多くの人の目にとまる場に作品を置いてもらうことができ、感動している」と話した。