接近する木星(下)と土星(2020年12月20日午後6時40分、京都市東山区で口径8センチの屈折望遠鏡で150倍レンズで撮影)

接近する木星(下)と土星(2020年12月20日午後6時40分、京都市東山区で口径8センチの屈折望遠鏡で150倍レンズで撮影)

 木星と土星が21日から22日にかけて約400年ぶりに大接近する。日本では21日の日没後の南西の空で様子を見ることができる。

 20日夜、京都市内で望遠鏡を向けると、一つの視野の中に木星と土星をとらえることができた。木星の周りにガリレオ衛星と呼ばれる四つの衛星イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストが見え、土星の環(わ)も見えた。

 国立天文台(東京)によると、木星と土星は約20年ごとに接近するが、今回は二つの惑星が、地球から見たときの軌道の交点近くで接近する珍しい現象で、約0・1度まで近づくという。同程度まで接近するのは1623年7月17日以来397年ぶりという。

 21日の京都市の日の入りは午後4時49分、木星・土星が没する時間が午後7時8分ごろで、午後5時半から6時半ごろが見頃となる。最も近づくのは22日未明だが、日本では地平線の下となり見ることはできない。